賴髙 英雄 蕨市長

Hideo Yoritaka

蕨の夏の風物詩「わらび機まつり」が今年も盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
機まつりは、かつて機織りの生産地として名を馳せた蕨の歴史の継承と産業振興を願い、昭和26年に第1回が開催されて以来、多くの皆様に親しまれてきました。72回目となる今年からは、8月第1週の金曜日から3日間の日程で開催することとなりました。開催にあたりご尽力をいただきました観光協会をはじめ、各商店や町会、そして市民の皆さんに深く感謝を申し上げます。
今年の機まつりも、色鮮やかな七夕装飾の下、ステージでの歌やダンス、華やかな手踊り行進など、楽しいイベントがたくさん行われるほか、蕨ブランド認定品や交流協定を結んでいる片品村の農産物販売なども行われます。
ぜひ、夏のひとときを「わらび機まつり」でお楽しみいただくとともに、歴史・文化、コミュニティ豊かなコンパクトシティ蕨の魅力を大いに感じていただきたいと思います。


明石 哲平 蕨市観光協会会長/第72回わらび機まつり実行委員長

Teppei Akashi

蕨の夏を彩る最大の祭典「わらび機まつり」が本年七十二回を迎えることとなりました。
古くは綿織物の産地として全国的に知られ、栄えた我がまち蕨の歴史と伝統あるこのわらび機まつりは、蕨市を代表する観光行事のひとつとして、毎年市内外から多くの来街者で賑わいをみせております。
このまつりはコロナ禍を経て、本年度から8月第一金曜日・土曜日・日曜日の3日間に開催することになり、来る8月2日㈮・3日㈯・4日㈰に皆様に楽しんでいただける、素晴しい「わらび機まつり」を企画し、準備を進めているところであります。
期間中、西口駅前通りには各商店・団体等による箱飾り、小学生による竹飾り、保育園の小竹飾りが賑わいに花を添えております。
また、市民参加による桜橋通りの手おどり、駅前の「スターライトステージ」や川口信用金庫前の「織姫広場」のステージ、友好都市片品村、大田原市による農産物、特産物、蕨をPRする書き順Tシャツの販売会も企画しております。
結びに、このまつりの開催にあたり、多くの皆様のご理解ご協力を賜っていることを厚くお礼申し上げると共に、市民と来街者と交流、地域産業の振興、郷土文化の向上の一翼を担い、蕨の伝統行事として更に大きく育っていくことを切に願うものであります。